小腹がすいても蓋とるな

時計を見ると、そろそろ4時。そいうや朝に食べただけで昼飯を食べてないや、と気づいた瞬間に「グ〜ニュ」と腹が鳴くので何かないかと台所へ。腹は食物が入ってくる期待でグニュグニュと鳴りつづけます。器用な奴だ。
冷蔵庫を開けながら、そのまま食べられる物は何もないや、と諦めながら見つけたのは、もやし一袋と乾物のソーメンと卵。う〜ん、キャベツや肉もないけど、まーみなチャンプルーでも作ろうか。棚の奥から乾物のキクラゲとワカメも発見し、準備万端です。
この時点では、もやしとキクラゲとソーメンを炒めて卵でとじ、さらにワカメスープを作るつもりでした。しかし、腹が減って体内血糖値が下がっていたためか、僕は、自分をコントロール出来なくなっていたんです。
ソーメンを茹でるために鍋でお湯を沸かします。沸いたところでもやしを投入。もやしを茹でながら、ナムルを作るわけでもないのになんでもやしを茹でてるんだ?と我に返ってザルにあける。新しくお湯を沸かしながら、キクラゲとワカメを戻しておこうとボウルに水を張って両方投入。沸いたお湯にソーメンを入れて茹ではじめ、隣でもやしを胡麻油で炒めます。戻したキクラゲとワカメをザルにあけて水を切り、ザルの中でキクラゲとワカメが混じりあっているのを見て「別の料理に使うのに、なんで一緒に戻したんだ?」と気づいて愕然。ソーメンを茹で過ぎているので慌ててザルにあけ、キクラゲとワカメとソーメンが一緒になっているのを見て何を作るつもりだったのか判らなくなり、もしかして炒めたら旨いんじゃねぇの?と思い、もやしと一緒にキクラゲ・ワカメ・ソーメンを炒めて塩・胡椒・醤油・豚出汁で味つけして卵を落とす。完成。いただきます。マズイ。
ワカメはグニュグニュしていて炒め物には向きません。もやしは茹でてから炒めるとシャキシャキとした食感が失われるので注意しましょう。ソーメンは茹ですぎると炒めたときベタベタにくっついてしまいます。ごちそうさまでした。