スーツにブーツ

昨夜の関東地方は近年稀にみるドコロか観測史上初めての12月にしちゃぁたいした豪雨だったワケでして、三段折りたたみ傘で帰宅に挑んだボクは敗北しましてドズブ濡れ(比較最上級活用「濡れ」「ズブ濡れ」「ドズブ濡れ」)になったのです。
玄関先でスーツを拭い、革靴に古新聞を詰め込みます。スーツは何着か持ってる(先行投資で買いました)から乾かなくてもイイけれど、皮靴は一足しか持ってないから困るなぁ。ワィーンと首を振るハロゲンヒーターの前に立てかけて祈ります。明日までに乾け、頼んだぞ、ボクらの太陽
翌日。みごとに生臭くなった革靴をベランダに干して、さぁて何を履いて会社に行こうか。
いつも履いてる雪駄ってワケにはいかないし、あとはメレルか。ちょっとタウンユース過ぎるよなぁ。他にはビーサンしかないし、ドウすんだよ。下駄箱を覗いてトホホーと言いつつ、濡れた靴をグッチョグッチョいわせながら会社へ行く覚悟を半ば決めたとき、隅のほうに白黒のブーツを発見しました。おぉ、ブーツ!しかしツートンカラーのブーツなんて買ったっけ(方言)?取り出そうと手を伸ばすボクの腕を、イヤな予感が押しとどめます。ヤバイヤバイヤバイ。なんだなんだなんだ。ヤバイヤバイ。このブーツ。黒いブーツ。白カビ生えてるジャン(w
見事に白カビが生えて白黒ツートンになったブーツをソ〜っと取り出し、濡れ布巾でグイッっと拭いたら白カビが取れたので、グングン拭いてミンクオイルをガンガン擦り込んで、スーツにブーツで会社にレッツ・ゴー!
電車の中でも「スーツにブーツって変じゃないか?」と気になって周りを見たら、意外といるのね。スーツにブーツ。よかった同じだね。周りの人達のはカビてないけどな。