着信アリ

TVで放映ってたので観ましたヨ。怖い映画は苦手だと何度も言っているのに何故観るのか。それは主演がファンデーションは使っていない人だから。そして原作・脚本がおニャン子+ネズミッ子の秋本康さんだから。あぁやっぱり携帯で映画撮ったんだな、と思ったので。たしか「ポケベルが鳴らなくて」も秋本さんだったと思う。調べた。そうだった。そのうちSkypeを歌詞にいれた作詞をするかもしれん。
公開時にも不満がでたみたいだけど、全編暗い画造りでした。あたしゃ観ていて「ははぁ〜ん、こうやって『何が映ってるんだ?』って観客を画面に集中させといて、バキャーン!っとビックリさせようってんだな!」と発動した怖センサーが申すもので、意識して引いて観てました。だって突然画面にガガンとか幽霊が出たら怖ぇジャン。ビックリするジャン。同様に怖センサーが反応するシーンでは音量も絞って観るぜ!セリフはイメージで補完。
現実の人間が絡むトリックじゃないんだからイイジャン、とばかりに不条理まるだしでストーリーは進んでいくワケですが、それにしてもよくワカラんオチでしたね。
まるで数パターン撮ったラストシーンからアンケートで決めた奴を繋げたようなカンジで、ハヘ?と。チューして飴玉、ってので終わればイイのに、笑顔はイランだろ。いままでに姉ちゃんの笑顔なんて撮してないんだし、焦点がボケるっていうよりファンデーションの笑顔を入れたかったダケっぽい。同様に、病室で包丁は持ってない方が飴玉の効果が上がってイかったと思うんだけどなぁ。
相変わらず細部に関しては「髪が長い人が縛らずに寝るワケがねぇ」とか「児童養護施設で子供に大声だすような奴はつまみ出されるワィ」とか思ったけど、最大のガックシは「時間が戻るならナンでもアリだな」で。ショボボン。今度2を映るらしいですよ。