君と僕と僕の友達

絶対詐欺だと思って怒鳴り込む覚悟でニヤニヤしながら電話かけたら本物だった再婚する友人+別の友人と呑みに行ってきました。よぅ、久しぶり!
高校時代の友達が久しぶりに集まったので、封印するかのように忘れていた記憶をガゴンガゴンと掘り起こされながらしきりと若カッタ若カッタンと繰り返す夜でした。高校生だというのに泣きながら喧嘩したことや好きな子へのプレゼント選びに付き合った話、顧問の先生の消息や誰が結婚しただの太っただの二人目の子供がどうしたの実は別居してただのそれを乗り越えて子供が生まれるだの太っただの頭皮がヤバイだのふっくらしやがってだの腹の肉が最高だの背中の肉が最強だの嫁さんがかわいいだの嫁の友達口説くの止めろだの太っただの社会人のクセになんで鞄にジャンプが入ってんだ水曜だからマガジンか違うよサンデーだの、話は尽きず夜はふけていくのです。
そんな中、僕の中学・高校・部活・予備校(!)を共にした知り合いでありながらお互い憎み合っていた奴の話題が出て、今なら仲良くなれるよ、いや無理じゃねぇかな、でも似てたからキライだったんじゃねぇの、そっくりだったもんな行動が、なんて話をしていたら奴は結婚したそうだ。そりゃメデタイ、へぇヨカッタねぇ、なんてスッとぼけた祝辞を述べていたら奴の結婚相手は当時の僕が熱烈に口説いた娘だった。惚れる女まで同じかヨ。