第三章、新たなる敵

夜8時前。ある花屋での会話。
店員:いらっしゃいませ〜
お客:えっとぉ、花束お願いしたいんですけどぉ
店員:ありがとうございます。お持ちになりますか?
お客:送って欲しいんですぅ。明日着くようにぃ。
店員:この時間ですと、明日はちょっと厳しいです。花キューピットでよろしかったらお送りできますけれど。
お客:それでいいですぅ。
店員:かしこまりました。お色合いでご希望はございますか?
お客:う〜ん、ソフィスティケートされたカンジで。
なんだぁぁぁぁ?!「ソフィスティケート」って何だ。セレブだのフェミニンだのスイーツだの聞くとムズムズしちゃうーオッサンだからーという事は前にも書きましたが新たなる敵の登場です。しかも強敵っぽい。一見何を言っているのか判らないが、何となく判る気もする。しかし中学英語の基礎知識が「ソフィスティケートって『取り繕う』とか『こじつける』って意味じゃなかったか?」と囁くのよ。あれか。「フィーチャリング」を「フューチャリング」って言っちゃうようなモンか。リスペクトがレスペクトでリシピエントがチェケラッチョか。なるほど。