ダイハード4.0

そういえば3を観てない気がするね、といいながら先行ロードショーに行ってきました。映画に1800円も出すなんて久しぶりだ。いつもは1200円のレイトショー専門なのに何故。もちろん酒呑んでいたからです。
今日はお腹が減っていないから軽くにしようと言ったくせにラパパパパパを泡盛を4杯ほど呑み、奥歯に挟まったカイワレの繊維を舌先でツィツィとイジりながら映画館へ。ポップコーンとペプシのラージサイズを買い込んで、24時過ぎとはいえ意外なほど空いてて埋まった席は3割ほど。大丈夫なのかダイハード。
僕にとってのダイハードは、予想もしなかったシナリオと行動でハラハラドキドキさせられる、脚本家の才能に脱帽の最高映画であり、イテェー!と叫びながらオッサンの主人公が事態を何とかしようと右往左往する爆笑映画でもあるんですが、4.0は薄かった。
「デジタルvsアナログ」なんていう石器時代以前のコピーをつけられた悪役の天才っぷりをもっと描いて欲しかったし、街中が困った事になった時に救急車とかの緊迫したドラマを観たかったし、あっという間に血塗れの煤だらけになるマクレーンのオッサンが少しでも痛がってくれればよかったのに。歳を取ったマクレーンは達観しちゃってて、騒いでませんでした。共演してる若者の方が痛そうだったしビビってたので良かったけれど、オッサン+若者コンビってのもベタだろ。
DVD購入指数としては「1を買おう」で。まずは3をレンタルかな。