ミッション・イン・ポッシブル3を観ましたよ

1はDVDで、2は映画館で観たので3を観にいってきましたよ。週頭のレイトショーとはいうものの、観客総数14〜15名ってのはドウなんだ。数億円のプロモーションかけてるんじゃないのか。空いていたのでスクリーン中央の真正面で観られました。映画を観るのにはシート位置も重要よね。
1ではTVイメージで短髪でしたが、2では長髪になって独自のイーサン・ハント像がでていてカッコイイぜ!と思っていたトムさんですが、3ではまた短髪に戻ってました。2で現代のスパイ物らしくスタイリッシュさがでてるのを評価してたのに、また近所の気のいい兄ちゃんに戻ってますがナ。
黒澤明タランティーノも大好きな手法、タイムシフトでストーリーの時間軸を切り替えて一気に観客を巻き込むのはサスガでした。スパイ物の醍醐味である侵入シーンも見事でドキドキして面白かったし、登場するガジェットもウキウキするものがありました。
ハリウッド映画で真しやかに囁かれる謎の制限をクリアするためか、登場する仲間が黒人&白人&アジア系で人種に配慮してるのを感じるのは鼻につきますし、どんだけピンチになっても「主人公力」で切り抜けるに決まってる冒険はナンダカナ〜((c)阿藤快)って思いますが、トムさんはとってもヨかったよ。役者としてイカしてた。
映画の特徴にもなっている変装マスクのせいで誰を信じたらいいのか解らずにストーリー展開が予測しづらくなってるのは、映画としてはプラスなんだと思います。オチのつけ方が強引な気がするストーリーですが、映画で描かれていた以外の裏ストーリーも勝手に想像して楽しめるのでお得(w
DVD購入指数としては「借りるので十分だけど観ておこうよ」で。あと2回くらい観たい。空いてる劇場で。