好みを知っていてくれる酒屋

酒が好きなわけですよ。酒が。
ここで本気の酒好きならば「旨い酒を作りたい!」とか言い出して醸造の道に進むのかもしれませんが、酒というより飲酒が好きなので醸造の道には進まないtexasですコンバンハ。酒って、イイよネ。
で、毎日酒を呑むので酒屋に行くワケです。自分でも奇妙なんですが、ボクは酒は酒屋で買うのが好きです。酒類量販店やスーパー併設酒屋で買った方が安いのは解っているんですが、多少高かろうが酒屋で「ど〜も〜」「いらっしゃい今日は暑いですねぇ」「ですねぇ。お忙しいですか?」「今日は暑いから生ビールがね。あ、新しい日本酒が入ってますよ」とかのやり取りが好きなのです。現在お邪魔させていただいている酒屋さんも、地元で50年以上やってる酒屋サンなので地元祭り情報や空き物件情報を教えていただいて助かっています。
今日も日課のようにビールを買いに行って生ビール(お店でビアサーバから注いでくれます。最高!)を呑みながら日本酒の棚を眺めつつ立山の一升瓶を手に取ると、お店の兄サンが「今日はね、いい日本酒が入ってるんですよ」と言って奥から上喜元の一升瓶を持ってきてくれました。「上喜元ですね〜」と生意気に知ってるオーラを出すと「そうです上喜元の雄町で純米で生詰なんですよ。しかも先月蔵出し。」と兄サンがニヤリ。わぉ、是非とも譲っていただきたい。
いつも純米酒を買っていることを覚えていてくれるのも嬉しいし、入ったばかりの酒を勧めてくれるのも嬉しい。やっぱり餅は餅屋だネ、なんて思いながら買って帰りました。
生詰特有の、シュポン!という快音の封切りを喜びつつ、ラパパラパパと呑んでいます。若い酒って旨ぇ。地域に根ざした酒屋ってオススメだって、絶対。