Mr.&Mrs.スミス

「ミスター&ミセス スミス」らしいです。「ミスター&ミス スミス」だと思ってたヨ。どっちでもイイような、とても大事なような。
ストーリーは「お互いに身分(つーか仕事)を偽って結婚したカップルがお互いを殺さなきゃいけなくなって大騒ぎ」つーカンジ。
やっぱり映画はエンターテイメントじゃないとネ、という信念のもと、笑う気マンマンで観にいきました。結構混んでたよ。カップルぱっかりだけど。以下ねたバレです。
「誰だよあいつ!」と怒鳴りつつ肩の傷を縫いながら歩いてきたり、スキップスキップで相手を蹴ったり、所々の小技も効いて爆笑とはいかないんだけどニヤけました。笑う雰囲気のお客が多ければ声出して笑いながら楽しめると思う。
ストーリーは「どうやってまとめるんだ?」と思うほどすすまないので「組織が協力してトゥルーライズみたいに夫婦で活躍するオチかなぁ」なんて思ってたんですが、オチどころか話がまとまりませんでした。ドンパチ爆発シーンの連発で飽きてくるんで、ストーリーにも面白さがあったらよかったのにネ。登場人物が少ないのは好印象です。キャラクターは直立とはいえないまでも立ってるんで、これまたアニメ化されそうな素材。激強の夫婦工作員って、ARMSの父ちゃん母ちゃんみたいだよ。
銃撃シーンのブラッドピットさんは銃の撃ち方もサマになってて、カッコよろしかったです。アンジェリーナ・ジョリーは「こうやって、こうして、あっち向いて」と決まった動きをするのに精一杯ってカンジで、アクションも出来る人だと思ってただけに違和感が。トゥームレイダーではもっとキマってたと思うんだけどなぁ。下唇の割れは健在です。万歳。
あとはやっぱり、女の人って強気よね。男の人が女々しいだけかも知れんけど。でもさ、二回も殺そうとしなくたってイイじゃん。愛してるなら一回目で殺せよ。再チャレンジはヘコムって。いや本当。
DVD購入指数は「何回も観ないからTVでやるのを待つ」で。広げた風呂敷たたむの面倒になったから観客が自分でナンとかしといて、みたいなストーリーは不満が残るけど、楽しいのでデートにドーゾ。