ファンタスティック・フォー

みんな大好きアメコミ原作の実写映画化です。超能力を手に入れた4人組が、あるときは反発し、あるときは協力し、悩み、恋をし、信頼を取り戻しながら事件を解決だぜ!と、映画を観ないで書いても大筋当たってそうな映画。
通常は全席指定なシネコンに行ったんですが、窓口で渡されたチケットに「全席自由」と書かれてたのでも判るように、ガラガラでした。いい席で観ようと、会場と同時に入って正面中央の席をゲットしたんですが、300人は入れるスクリーンで20人くらい。エアコンが寒い。
ストーリーは予想通りで、変にひねったりしない王道です。オッサン連中を中心にしてストーリーがすすむので、キャラクターの魅力を出し切れなかったのが一般受けしない点なのかなぁ。元々スーパーヒーローズを好きな僕は楽しめたんですが、NANAを観にいって面白かったと報告してくる相方は欠伸をしてました。壮大なようにみえて近所の町内で全ての話がすすんでいるようで、土地勘の無い外国人には不親切なのかもしれません。
スパイダーマンも2の方がキャラクターが描けていて断然面白かったし、Xメンも2の方が段違いによかった。だからF4も2になればキャラクターの自己紹介も済んでるから面白いドラマが描けるよ、なんて思いつつ、この客の入りじゃ2はネェな、と寂しく帰るのでした。
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