2005年の夏休み 沖縄五日目

目が覚めてムフュ〜ンよく寝た☆と背伸びをしてみたけれど、バッチリ二日酔いだ呑みすぎたヨ。ヘロヘロと着替えて朝バフェを食べに行ったけど、バケットを少しとコーヒーを口にするので精一杯だった。昨日みたいに食べ始めたら調子出るかと思ったけれどサッパリなので、胃薬飲んで早々に退散します。っていうか今日は沖縄最終日だからチェックアウトだぜベイベベベ。


買い込んだお土産やシャツの類で荷物が増えているので、今日明日に必要ない物は宅急便で送ってしまいましょう。送料は高めだけれど、重い荷物を持ったままではアグレッシブに行動できないし、荷物がアルのとナイのとでは疲れ方が違うよ。それに宅急便を出せば、地元産業に貢献できるからね。朝になってから慌てて荷物をダンボール箱に詰め込んでフロントに持って行くと「少し前に集荷に来てしまったんです」と申し訳なさそうなフロントの兄サン。集荷してる人の携帯に電話掛けてくれたりして、イイ人だ。いやいや僕等がユックリしてるのがいけないんですよ到着が明後日になろうが気にしませんので、といってお願いします。ガムテープ持ってないので蓋してませんけど、よろしくお願いします。「中身は何ですか?」おみやげのエゴー*1です。「わかりました、お預かりします。」よろしくです〜「・・・重ッ・・・」たぶん15キロはあるから、腰痛めないでネ。ヒーこらいいながらダンボール箱を運ぶ兄サンに別れを告げ、車に乗り込みます。昨日作ったガラスを取りに行くぜゴー!


ガラス工房に行ってレジ裏にいるおばチャンにガラスを取りにきましたよ、と告げると「お名前は?」と聞かれたのでボクの本名を答えたら「聞いたことないねぇ、変わった名前だねぇ」って。なんだい、おばチャンだって喜屋武だったり東江だったりするでしょうが(w


新聞紙に丁寧にくるんでもらったガラスを受け取り、さて一般道をゆっくりと走りながら空港を目指します。沖縄最後の食事はソバにしようねぇ、なんていいつつも店を知ってるワケでもないので目についた店に入ろうぜ、というコトに。しかし国際通りに入ってしまうと道が混んでいて遅れてしまうかもしれないからドコか別の場所にいかなくちゃ、と言ったところでひらめいた。たしか港に有名なそばの店があるハズだ。今回も地図はもってないけれど、沖縄在住の人のブログで読んだから平気だよ場所わかんないけど行ってみようぜウホ〜イ!


那覇へ向かう道を右に曲がり、倉庫が建ち並ぶ港へ。「どのへん?」ワカリマセン。「だから、大体どこらへん?」ワカリマセン。「わかんないの?」ワカリマセン。「じゃあナンで店があるってわかるの?」読んだから。「どこって書いてあったの?」書いてナカッタ。「なんだよそれ。」スイマセン。


港の中をグルグルと走ると寂れた店の看板が見えたので、あの店で食べちゃおうぜ、というコトに。プンスカと不機嫌な同行人をホラホラもしかして旨いんじゃないのコレも醍醐味じゃないの知らない場所に行くことこそ旅行じゃないのと宥めながら暖簾をくぐると、外見とは裏腹にキチンとした店でした。仕事終わりのOLサンとかが呑みに来るような小綺麗な内装。あれまぁビックリ。


ゆし豆腐に力を入れてますよ、とのコトだったので「ゆし豆腐そば」を頼みます。あと豆腐の三種盛りもネ。ご自由におのみくださいと書かれた豆乳を舐めながら待っていると、運ばれてきたのは沖縄ソバに柔らかいゆし豆腐を入れたものでした。出汁をのむ。おいしぃ〜わ〜よ〜ン。ソバだけじゃなく豆腐にも出汁が染みこんで、こりゃ旨いわぁ。鰹節と豚出汁の、沖縄の味ってカンジです。うま〜いうま〜い、でも単純に考えてソバに豆腐が入ってるんだからボリュームありすぎてツライ(w 三種盛りもスクガラスイカスミとシオカラが載っていて旨いんだけど、豆腐って腹いっぱいになるのね。もう欲張ってサイドオーダーしないようにします。


港を抜けてレンタカーを返し、無事故無違反でヨカッタヨーと言いながら空港まで送ってもらって搭乗手続きを済ませます。さてコレであとは飛行機載るだけで帰れるね、さらば沖縄バイバイ沖縄。何かやり残してるコトはないかね大丈夫かね。大丈夫ならA&W行って最後のカーリーフライを喰おう。まだ喰うのかよ。まだ喰うのです!毎回最後はエンダー喰うって決めているのです!!


カーリーフライをもしゃもしゃ喰いながら、窓から見えるポケモンジェットに夢中になって奇声を発しているお子様を笑顔で威嚇しつつ「飛行機乗っちゃったら判らないんだから『ポケモンジェットに乗るのよ』なんて騙してる親って絶対いるよな」「学校始まったら『ポケモンジェット乗ったんだぜ!』とか自慢するんだ」「するね。俺ならする」「それで『どうだった?ピカチュウ乗ってた?!』とか聞かれて」「普通の飛行機だったのに『セレビィもいたぜ!』とか言っちゃったりしてな」「『嘘だー!』とかって喧嘩に」「なるね。親の責任だ」なんて話をして、窓際で騒ぐお子様に同情しつつ威嚇してました。静かにしないかガルルルル。


時間になったので搭乗口へ。手荷物をX線に通すときにPC入ってると中がワカラナイから出すように言われ、慣れた手つきで再検査をお願いします。金属探知器に反応したり荷物の再検査をされたり、一発で通ったことがないよ。こんなコトに慣れたくなんてなかった。トボトボと歩いてゲートに向かうと既に搭乗が始まっています。あれれ余裕もってたつもりだったけど危なかったね、なんていいながらタラップに向かうと、窓から見える飛行機に見覚えがある。ボク等が乗るの、ポケモンジェットじゃん(w ポケモンジェットの中は予想通り普通の飛行機でしたが、機内サービスのコップと座席カバーにポケモンどもが印刷されてました。着ぐるみの登場とか写真用のポケモンフレームとか無かったからね。よく覚えておいてね。


腹一杯なのと連日深遊の疲れが出て、クケッっと寝てる間に羽田に着いてしまいました。飛行機が遅れてしまったので犬様が泊まっているホテルに電話をして最寄り駅から走り、飛び出してきた犬様に顔中舐められながら家までテロテロと歩いて帰りましたヨ。楽しかった沖縄。サイコーだった。住みたい。

*1:瓶詰めマヨネーズのエゴーをむき出しのまま5本ほど入れていたのですが、届いた荷物を開けたら一本づつエアパッキンで刳るんで割れないようにしてありました。ありがとうホテルの人、もしくは宅急便の人。ボクはこういう心遣いは大好きです。荷物の中観られたくないってな人は封して渡せばイイじゃない。