久々に一升瓶を買いました。

今日のお昼はチャーハンを食べたいゾーと思いながら古本屋でめぼしい小説を買いあさり、ガード下を歩いていたら「自慢のラーメン」という看板を発見。おぉ、コンなトコロにラーメン屋が。チャーハンあるかしら。
店の前までウキウキしながら歩いて行くと、ドッシリとした券売機があります。小さい店だと思ったけど、券売機置いてるんだ。それ、チャーハン買おう、チャーハン。しかし、券売機には「ラーメン&半チャーハン」「チャーハン&餃子」はあるけれど、チャーハン単品がありません。あれれ、ドコドコ?「いらっしゃーい!」うわぁ、店の中から声かけられちゃった。チャーハンは〜「お好きな席にどーぞー!」うわぁ、催促されちゃった。仕方ない「チャーハン&餃子」の食券を買おう。1300円。高ぇ(w
案内された席に座り、買ったばかりの古本を読みながら1300円だモンなぁ、ドンだけスげぇチャーハンと餃子がくるのかな〜と楽しみにしていたら、一見ごく普通のチャーハンと、一見ごく普通の餃子がきました。あれ。・・・あぁ、アレだ、これはものスげぇ旨いんだ。いただきまーす!モグモグ。うん、普通!チャーハンは普通。じゃぁ餃子はどうだ!モグモグ。うん、普通!えーん。
自慢のラーメンとは書いてあったけど自慢のチャーハンとは書いてなかったモンな、普通は悪いコトじゃない、むしろイイ事だ、とか言ってる先生がいたドラマがあったよな、などと考えながらモソモソと食べてソソクサと店をでます。うわぁ〜スげぇモン喰っちまったな〜納得いかねぇ〜ホゲェ〜と、やるせない想い。一日に三回も飯喰ってるんだから一回ぐらい切なくてもイイじゃないか、だいたい現代人は江戸時代の殿様よりイイもの喰ってるっていうゾ、そうだそうだ、贅沢は敵だ吉野家で牛丼喰ってかえろう。えぇ?!
喰うな俺。やり切れない想いを食欲で誤魔化すのをなんとかガマンして、仕事に戻ります。あぁ昼飯が切なかった。切なくて仕事に身が入らない。今日は明るいうちに帰ってやる。あぁ昼飯が切なかった。昼飯が。帰りたい。
仕事を終わらせた帰り道、今日は切なかったから家で晩酌しちゃうヨ〜と思いつつ、近所の酒屋によってビールを買おうとしたら久米仙の一升瓶が2000円で売っているのを発見。あら安い。好みの久米仙ブラウンじゃないけど、安いから別にイイじゃない。ビールばっかり呑んでると、腹がヤバイんだから〜っと、買いました。えへへ。
夕飯もソコソコに泡盛の水割りを呑み、久々にデロデロになってやりました。泡盛うまい。やっぱり体に入れる物は旨くないとイカン。畳にひっくり返って柿ピーを喰いながら呑む泡盛は、正しくオッサンの味なのです。まだ残ってるから呑みに来いよ。