時代は変わり、消費対象は移行する

魚眼レンズが欲しいゾと思い始めてから半年が過ぎてしまったような気がする今日この頃、超小型で魚眼っていうかコンバージョンレンズが付けられるデジカメは無いかと検索を重ねて参りましたが、一向に気に入るモノが見つからず。せっかくソレらしい記事や商品紹介を見つけても食指が動かない。カッコイイ方がイイんだモン。中途半端な大きさのデジカメ買って持ち歩くの面倒になるくらいなら「ワイドコンバータ・レンズを携帯のレンズ前に手で固定して力業でワイドに撮る」方がカッコイイんだモン。携帯で。携帯か!
そういや携帯電話のカメラは画素数が少ねぇから小さい写真しか撮れないヨってな時代に、レンズに貼り付けるシールタイプの魚眼レンズがあったハズだッ!それをッ!買うッ!ウリリリリリィィィィイイイ!!と思ったのでさっそくビックカメラへ。善は急げ。悪はもっと急げってな。((C)サムライダーもしくは(C)アキラ)
汗ばみながら到着した携帯電話売り場は若者と中年と年寄りで大にぎわいでした。なんだお前ら。平日の昼間だってのに携帯売り場に集まったりして、日本の未来は大丈夫なのかよ!きっと平気だよ。そうか。よかった。人混みをかき分け、店内だってのにお互いを大声で呼び合う甲高い声に耳を塞ぎ、あの子の名前は「まみぃーーーぃ!!!!」っていうのか大勢の前で名前呼ばれて大変ですね、などと思いつつ携帯アクセサリー売り場へ。一面のプライバシーフィルターとストラップ。右から左へ視線を動かす。左から右へと視線を動かす。右から左へ。左から右へ。右から左へ。左から右へ。右から左へ!左から右へ!右!左!右!左!無!
無いよ。フィルターとストラップばっかりだ。あとはQRコードスタンプ。探しすぎて目がチカチカするわ、と店員サンを捕まえて聞いてみたところ「アクセサリー類はこちらの棚にあるだけです。」そっか。扱ってないのか。思えば携帯のカメラって、100万画素超えてンだもんな。すでに魚眼シールの役目は終わったっチュー事だな。なるほどー。
魚眼シールなんて未来がない商品は探すだけ無駄かもしれない。なんとか他の方法を考えなきゃならんナーどうしよっかナー。感心するのと残念なのを両方抱えて複雑な気持ちになりながらコンビニに寄ったら、普通に「携帯用ワイドレンズ」が売られてたので買った。売ってるジャン。