ペンペン文字

文字を書くのが苦手です。正確に言うと、文字を手書きするのが非常に苦手です。正直に言うと、会社への請求書を手書きで書くのが面倒で、領収書を捨ててしまう事もあります。役所に行って住所やら氏名やら同じ事を何度も書かされると怒鳴り散らしたくなるので近寄らないようにしています。応募者全員プレゼント!の応募に必要なポイントを集めても、宛名と返信先を書くのが面倒で応募しない事もあります。宅急便の宛名書きをしたくなくて送れずにいる荷物が部屋の隅に転がっています。今年も年賀状は出しません。文字を書くのが苦手なんです。
んで、なんでまたソコまで苦手なのか、と聞かれれば「疲れるから」と答えます。よく言われる「字が汚いから」じゃナイの。実際読めたモンじゃネェくらいのクセ字ですけど、別にハズかしかぁナイから。なんで疲れるのかと言えば、書道習ってたからじゃないかな、と思います。だって書道って、ものスげぇ疲れるんだモン。今日は10枚書きましょう、なんてアリャ拷問ですよ。2枚目くらいで目玉が白黒してくるっちゅーねん。でも赤い墨汁で花丸が欲しいからガンバル。白黒。
そんな手書き文化滅びろ仮面なボクですが、チョイと思いついたアイデアや疑問点、思考をまとめるために小さい手帳とペンは持ち歩いてます。自分のための手書きは、読むために記すのではなく、儀式や方程式や呪文のようなモンですから。グニグニ。後で読めないけどね。グニニ。
そんな「思考を補助するために文字を書く」ボクですから、ペンにはこだわりがあります。鉛筆を研いでいた頃はボキボキ折れるのでムキキと怒り、シャーペンにしたらポキポキ折れるのでヌガガと怒り、サインペンにしたら筆先がツブれるのでトホホと涙ぐみ、今はボールペンを使っています。水性ボールペン。ステキ。ですが、ステーショナリー業界は新製品をズンカズンカと出してくるので、せっかく気に入ったボールペンを見つけても生産中止になることも多く、いつまでも同じボールペンを使えるワケじゃぁナイのよね。各メーカーさんで定番商品と呼ばれるものは細めのものが多くて、いまいち好みじゃナイのです。そんなボクが好んで使っているのは

  • ZEBRA airfit
  • PILOT Dr.Grip

の二種類。Dr.Gripは今日初めて使ったんですが、インクが多めにでてくるボタボタ感に慣れればイイ感じ。要は新しいペンを買ったので嬉しいな、ということを書こうと思ったんですけど、思考が飛びました。手書きじゃなくてもトリップ気味な文章だなぁ。
追記:ステーショナリーというと「オシャレな文房具」を指すんだそうな。

まちがっても安っちい名入れボールペン(会社名が入っているようなもの)に向かって「ステーショナリー」という言葉を用いることはない

と書かれた後に「オリジナル名入ボールペン」の広告が入るはてなは地獄。