フォーン・ブース

何枚か買ったら安くなるキャンペーンで買った一枚。やっと観ました。
日本では公開したけどまるで話題にならなかった気がするんですが、ShowBizか何かで「廻りのビルに白い布かけて光を反射させて、2日で撮った」と言っているのを聞いて興味ひかれまくりだったんですが、映画も短めでした。公衆電話が鳴ってるから受話器を取ったら「切ったら殺す」って言われてパニックだ、ってな話なんだから短いのも当たり前っちゃぁ当たり前なんだけど。元は舞台なのかしら、と思うくらいに電話ボックスを中心にして半径20メートルぐらいで話が進むヨ。
銃が身近にない日本では「ライフルで狙ってるゾ」って言われても何がナニやら実感湧かないので、主人公のスチュ君が妙にビビったり電話切れなかったり物わかりが良かったりするコトがイマイチ理解できないんですが、嫁はなんで出しゃばってくるのか。お前は車に乗ってろ。お巡りさんにも言われたでショ!と思いました。ボクもイタリア製のスーツを着てみたい。
イェ〜イ、ハリウッド万歳!ってな「話をすることでいつのまにか分かり合う犯人と主人公」だの「機転を利かせて主人公が形勢逆転」だのが無かっただけ脚本書いた人は素直だし、ソコが評価されるんでしょうねぇ。まぁ、生命を握っている側が何でも好きなように物事を動かせる、ってな事実を観せられると気分悪いワ。どこかの国の外交と一緒だ。
評価は「中古で買って中古で売ろう」で。