唐招提寺展

会社を休んで観に行ってきました。上野なんて久しぶり。天気が良かったせいかジィさんとバァさんと大道芸見習いな方々がたくさんいました。
何度も失敗しながらも日本に来たヨと歴史の授業で習った鑑真が建立した唐招提寺ですが、普段なら観られないほどの近距離から盧舎那仏坐像を眺め、売り文句にもなった後ろ姿を眺め、正直腹一杯で後半の唐招提寺で使われていた瓦や建材の展示まで集中力はもちませんでした。解体工程の写真は全部スルー。15分の映像展示も激混雑なのでスルー。襖絵は趣味じゃないのでスルー。スルーしてばっかりだナ〜と思いつつ、盧舎那仏坐像展じゃなくて唐招提寺展だったと来てから気づいた。仏像は、美術品としての見方、立体としての見方、信仰の対象としての見方、それぞれを考えながら展示を廻ると楽しい。そして頭が痛い。図録は文章が多くて写真が少なめだった。
ミュージアムショップでは集印帳を朱印つき(手書き!)で売ってたのでビビリましたが、修復が終わったらお参り行きたいねぇ。会場から出たところにテントが建っていたので、抹茶と和菓子をいただいていたらサンデージャポンで「日本は危険がイッパイなのです!」とか叫んでるテレンスなんたらサン本人だか似てる人だかが入ってきたヨ。サングラスをかけてました。
正直、展示方法自体はあまり面白くなかったけれど、久しぶりに仏像を観られて、更に写真でしか観たこと無かった鑑真和上坐像を横から観られたのはよかったね。