ラーメン屋・ストップ

今日は夜中更新だから晩飯を喰うゼ何にしよう今日の昼飯は蕎麦だったから麺類以外がイイな米か米だろ米しかないぜラーメン喰おう。麺じゃないか。と今晩の夕飯を何にするか考えながら歩いていたら、第一目標にしていたラーメン屋の前にギャルが2人立っていました。もうギャルって言葉がピッタリな、ダミ声のウォータービジネス風の2人がラーメン屋の前に。あれま普通の、っていうか正直水準低いラーメン屋なのに行列ですかTVにでも取り上げられたカナ?と驚きながら近寄ると「チャーハンいいよねぇゲ〜」「だねへ〜」「ギョウザにしよっかガ〜」「いいねへ〜」と入り口にあるメニューを見ながら何を頼むか考えているご様子。そういえば数日前にも昼メシ食べようとして行った別のラーメン屋の前に6人で陣取ってドウする何にすると相談会議をひらいているサラリーメンがいて、お店に入れず困ったっけナ。結局2秒だけ待ってサラリーメンの脇をすり抜け先に店に入ったけど。まるで横入りのようだ。気にしない。だって、ボクは悪だから。
店前の2人はボクが後ろで待っているのにも気づかないのか「半チャーよくない〜」「食べきれないもんねへ〜」「あたしエビくいたぃヒ〜」「いんじゃなぃ〜」と話し合っています。提案と同意。先に話してる方がボスか。倒すならボスが先か。それともセオリー通りにザコから倒すか。現実とゲームを区別できないネットジャンキーを装いながら待ちますが、決まりません。まだか。まだなのか。前回のサラリーメンように横をすり抜けていかれるのを警戒してか、ボスの方がブーツを履いた片足を店の入り口に伸ばしています。無言の圧力、実力行使な道路封鎖。さすがボス。
しかしボクは悪なので、ブーツを跨いで先に入りました。ラーメンと半チャーハンを食べて米欲望と麺欲望の両方を満たしながら、普段ならやらない横入りのような真似をしている自分のささくれ加減を反省した。これではイカン。彼女たちは麻婆茄子を食べてた。隣に座った店員風の姉さんが、お会計時に「毎度ありがとうございます〜」と言われて「ありがとうございます」って返してるのが面白かった。ラーメンは煙草の味がした。