10月は魔性

10月になりました。雨ばかり続いて気分も鬱っぽくなり、寝るのも面倒なら起きるのも面倒、洗濯物は乾かないし部屋干しの靴下は湿っぽく、布団乾燥機は漏電をおこしているので使うとブレーカーが落ちます。なんてこった。
そんな気分になっているのは僕だけかと思いきや、アンテナに登録させてもらうほど好きなサイトが立て続けに封鎖っちゅ〜か更新停止ちゅ〜か、しばらくお休み宣言を。先を越されたカンジです。楽しみを奪われたカンジです。あたい、何を楽しみに生きていけばイイの。
という状態で一人にするとヤヴァイので、久しぶりにネットゲーを始めましたROSE on-lineラグナロクで廃人を大量生産し、会員の個人情報をバラまいて反感をかい、ボクがファンサイトの掲示板で「だまれ素人が」と罵倒されて絶望に陥った経験をもつ会社、ガンホーが管理しているMMORPG。職業はホカー。パーティも組まずに一人で狩りとクエストをこなす日々ですが、熱中するほどではないけれど微妙に楽しいヨ。
ただ、FFでも感じたことですが、ネットゲーってゲーム内でのヒントが極端に少ないと思う。自由に行動できるのがネットゲーの良さだけれど、クエスト引き受けてもドコで何をしたらいいのかわからん。「レインジャーダルピンの卵もってこい」っていうときはレインジャーダルピンの写真を表示するだけでも楽チン親切度が急上昇なのに。ボクのように脳の記憶容量が少ないジィさんは攻略本でモンスター一覧でも開かない限り名前だけでモンスターを覚えられません。そりゃ「スライム」って聞けば判るけど「ボックススライム」っていわれたら判らん。四角いのか?
と書いて思った。ネットゲーは初期のテキストADVテイストに戻りつつあるのか、と。ボクは親切なゲームに慣れすぎていた。プレイしながら方眼紙にマップを描き、町に入れば商店の品揃えと値段を一覧にし、敵にあったらポーズボタンを押して敵の名前と特徴を書き込む。そんな古のADV魂をもってすれば不親切だなどという泣き言は笑止!あれ?笑死?どっちでもイイや。邪聖剣ネクロマンサーを自分でマッピングしながら全キャラクターのレベル完ストするまでやってクリアしたあの時代(とき)に戻れば軽いかるい♪ あぁ、イヤな事思い出しちゃったナァ。